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栃木県宇都宮市で着物と着付け教室、振袖を扱う呉服専門店|宇都宮伊澤屋です。着物のお手入れや和のお稽古事、洋装・フェアトレードなども取り扱っております。

宇都宮伊澤屋へお越しの際は、ご来店予約が便利です。おまたせせずにご対応いたします。

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ミルトス・ブログ

寒中御見舞いを申し上げます
2019年01月06日

寒中御見舞いを申し上げます

 

いつも当店をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

 ここ栃木県宇都宮市も寒さが身に沁みる日々です。

16日は二十四節気の「小寒」。池や川の氷も厚みを増し、寒さが厳しくなる頃です。

小寒と大寒を合わせたおよそ1か月を「寒中」「寒の内」といい、最も厳しい寒さが続く時期といわれています。

 

なお、小寒と大寒の間が「寒中見舞い」を出す時期とされています。「寒中見舞い」は寒さの厳しい折に、相手の健康を気遣う季節の便りです。年賀状の返礼が遅くなった場合や、喪中の方へのご挨拶にも「寒中見舞い」を送る習慣がありますね。。立春(24日)を過ぎると「余寒見舞い」となるそうです。

 

また、七十二候では「芹乃栄(せりすなわちさかう)」に入ります。芹が盛んに育つ頃という意味で、芹は春の七草のひとつです。

春の七草とは、 芹(せり)・薺(なずな)・御形(ごぎょう)・繫縷(はこべら)・仏の座(ほとけのざ)・菘(すずな)・蘿蔔(すずしろ)の七つです。七草を自然の中で見つけるのは大変ですが、最近は、七草セットがスーパーなどでも売っているので、親しみやすくなりました。それぞれに効能があり、7日の「人日の節供」には、七草粥にして食べるという風習があります。七草粥とは

17日に「七草」をいれて炊いたお粥を食べることで、「七草粥の日」や「七草の日」と言われています。

 

「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ七草」という覚え歌はみなさん耳にしたことがあるのではないでしょうか?

 

17日に七草粥を食べる風習は、33日の上巳の節句(桃の節句)や55日の端午の節句など「五節句」の一つで、年末年始やお正月を終え、胃や身体をいたわるために七草粥を食べ、今年一年の無病息災を願う行事として根付いています。

 

七草粥の起源は中国の節句と言われています。古来の中国では、新年の習慣として正月の1日を鶏の日、2日を狗(犬)の日、3日を猪(豚)の日、4日を羊の日、5日を牛の日、6日を馬の日としてそれぞれの日には、その動物を殺めないように定めていました。そして17日は人の日(人日じんじつ)として、犯罪者などに対する刑罰などを行わないことにしていました。

また、この日は中国の官吏(かんり)の昇進を決める日でもあり、朝食は「七種菜羹(しちしゅさいこう)」という七種の野菜を入れた羹(あつもの)=温かい汁物を食べ、立身出世を願ったとされています。

 

日本では2つの風習が元になっています。 115日の小正月におかゆを食べる「七種粥」。この七種は、米、粟(アワ)、稗(ヒエ)、黍(キビ)、ミノ、胡麻、小豆、などを入れていました。小豆粥として今でも地方によっては残っていますね。

また、「若菜摘み」という習慣があり、年の初めに雪の間から芽を出した草を摘む習慣がありました。

百人一首にも有名な歌があります。

 

「君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ」

 

新春に若菜を食べると、邪気を払って病気が退散すると考えられていました。そのころは時期にとれる野菜を7種ほど入れていました。地方によっても異なっていたそれらの野菜は、1360年ごろ室町時代に詠まれた歌で「芹、なづな、御行、はくべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七種」とされています。

 

それまで貴族の間の風習でありましたが、江戸時代には一般庶民に広まりました。江戸幕府が公式行事として五節句を定めたからです。五節句とは「17日人日の節句」「33日上巳の節句」「55日端午の節句」「77日七夕の節句」「99日重陽の節句」の五つです。将軍以下すべての武士や庶民の間で七草がゆを食べる風習が根付いていきました。

 

七草粥は七草を入れた粥というのが一般的ですが、七草以外の具材を入れている地方もあります。

 

沖縄の一部地域では、17日を「ナンカンシークイ(七日節句)」と呼び、お正月に仏前に供えた米にチシャ(レタス)やニラなどの野菜を入れて一緒に炊いたり、豚バラ肉、ニンニクの葉などを入れて味噌で味付けをする地方もあるそうです。福岡の一部地域では鯨をメインにみそ仕立ての汁を作り、そこに七草を入れた「七草汁」があります。鳥取ではセリやナズナに加えてお正月飾りに使われたスルメや昆布、干し柿などを入れる場合もあるそうです。他に、日本海側の石川、富山、新潟の一部地域では27日に1月おくれの正月行事として小豆雑煮やおぜんざいなどを食べる風習もあります。これは115日の小豆粥の風習と七草粥を合わせたような風習ですね。茨城や栃木の一部地域では、粥ではなく混ぜご飯で七草をいただくそうです。東北では、青森と秋田、岩手の一部地方で「けの汁」「けえの汁」「きゃの汁」「きゃのこ」と呼ばれる根菜や大豆製品(油揚げや凍み豆腐)を炊いた汁が飲まれているそうです。大豆粉で作った「じんだ」という団子をくわえる場合もあるようですね。

 

日本全国、いろいろな呼び名がありますよね。七草を入れる地域と七草以外のものを入れていただく地域とありますが、無病息災や新しい年の豊作を祈りながら土地にあった食材で粥や汁など温かいものを作って家族で囲むという風景は全国共通のようです。

 

年末年始に食べ過ぎて痛めた胃腸を、七草粥でリセットしたいですね。

 

さて、当店の新春の恒例イベント「新春きものパーティー」も、いよいよ来週末となりました。

 

119日(土)は毎年恒例の「新春きものパーティー」です。

 

「新春きものパーティー」  @宇都宮伊澤屋

 

2019119日(土) 

10:00 受付スタート

10:30 開演

遠藤玉久美先生による箏曲演奏

六段の調べ( 八橋検校 作曲

森の郭公 (坂本勉 作曲

四季の小学唱歌集 (坂本勉 編曲

 

安食弘幸牧師による 新春ほのぼのメッセージ

 

安食道子氏による独唱

 

軽食

 

お茶席 石崎宗慶先生

生け込み 藤井幸月先生

 

参加費 1500円(軽食代込み)

御予約が必要です。(お問い合わせ・ご予約 0120-39-1308

 

お琴を演奏してくださる遠藤玉久美先生のプロフィールはこちらになります。

 

*****遠藤玉久美先生プロフィール*****

10歳より 生田流箏曲故坂本勉氏に師事。坂本流名誉大師範授与。

1963 生田流玉遠会を設立。玉遠会会主となる。

1964 NHK邦楽技能者育成会10期卒業。

栃木県三曲会理事 坂本玉宏会宇都宮理事。

 

日本の素晴らしい伝統文化の継承に努め、古典、現代曲などジャンルにとらわれず、誰もが親しめる箏曲の普及に取り組む。

保育園、幼稚園、老人施設などの訪問や宇都宮市主催の小学校ふれあいコンサートの講師、公民館活動、各種イベントへの参加、玉遠会定期演奏会 50回など、多くの人に箏曲に親しんで欲しいと願い、後進の指導に努めている。

海外公演を通して国際交流を図り、ヨーロッパ各地をはじめ、オーストラリアやアメリカ、中国などを訪問している。

「恩師 坂本勉先生の生涯」を語り、偉業を伝えたいと考えている。

 

 

こちらは遠藤玉久美先生の恩師 故坂本勉先生の作曲なさった「炎の歌」です。

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「新春きものパーティー」の後は、当店が長く取引させていただいている香老舗 松栄堂のスタッフを講師に迎えて、

「匂い袋を作る集い」https://www.facebook.com/events/2166499720281700/?ti=as

を開催いたします。

ラベンダー、シナモン、など馴染み深い香りのお香を自分のお好みの配合にブレンドして、世界にたった一つのオリジナルの香りの香袋を作ることができます。

香老舗 松栄堂ならではの、研究し尽くされた香りのバランス、また、お香についてのミニ講座もあって、新春にふさわしい雅やかな講座となっております。

参加費は材料費込みで、2000円です。

ご予約必要ですので、当店までご予約をお願い申し上げます。(0120-39-1308

 

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もう一つ、楽しく美味しく、そしてためになる冬の特別講座のご案内です。

 

手作り石けん教室「和の香 -wanoka-」主宰者・下山香織先生をお迎えして、冬場の乾燥の季節でもお肌をしっとりと保つ、手作り石けんのデモンストレーションをご覧いただきます。

美肌効果のあるハーブティーと美味しいお菓子をご用意してお待ち申し上げます。

 

「手作り石けんデモンストレーション」 @ 宇都宮伊澤屋https://www.facebook.com/events/2170959833164351/?ti=as

 

129日(火)10:00~11:30

お土産石けん & 美肌効果のあるハーブティー 美味しいお菓子付き

参加費 1500

御予約が必要です。(お問い合わせ・ご予約 0120-39-1308)

講師は下山香織先生です。

下山香織先生が主宰する手作り石けん教室は、こちらです。

「和の香 - wanoka -https://www.facebook.com/%E5%92%8C%E3%81%AE%9%A6%99-wanoka-376998002807939/

 

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そして、少し早めのご案内になりますが、とても素晴らしいイベントなので是非、ご予定をご確認ください。

215日(金)・16日(土)・17日(日)の3日間で、毎年恒例の「kimono No.1」が今年もホテルニューオータニで開催されます。

人間国宝の作家先生の作品が一堂に並び、日本全国の素晴らしい作家先生たちの渾身の作品が一箇所に集まるのは、年に一度のこのイベントだけです。

きものの伝統を受け継ぎつつ、常に新しい課題に果敢にチャレンジする様子は本当に感動的で胸を打ちます。

ぜひ、当店のスタッフとご一緒に参りましょう。

ご予定をご確認なさってくださいませ。

 

寒さ厳しき折、どうぞお身体をご自愛くださいませ。今週も健やかに、風邪など召されずにお元気でお過ごしくださいませ。

タグ: 栃木県  宇都宮市  七草粥  小寒  寒中御見舞い  宇都宮伊澤屋  遠藤玉久美  箏曲  坂本勉  新春きものパーティー  和の香  下山香織  手作り石けん  松栄堂  匂い袋