このページを編集する

栃木県宇都宮市で着物と着付け教室、振袖を扱う呉服専門店|宇都宮伊澤屋です。着物のお手入れや和のお稽古事、洋装・フェアトレードなども取り扱っております。

宇都宮伊澤屋へお越しの際は、ご来店予約が便利です。おまたせせずにご対応いたします。

 2019年10月  

SunMonTueWedThuFriSat
12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031

ミルトス・ブログ

金木犀の香りを愉しむ
2019年10月05日

金木犀の香りを愉しむ

 

いつも当店をご愛顧いただきまして、誠に有り難う御座います。

 

神無月に入りまして、いよいよ秋らしくなるかと思いきや、夏の暑さが続いておりますが、お客さまはいかがお過ごしでしょうか?

ここ栃木県宇都宮市では先週・今週・来週末が保育園・幼稚園や各学校の運動会の開催が多く、お子さん達も保護者も暑さでヘトヘトというところでしょうか。

七十二候によると、108日は「鴻雁来」(こうがんきたる)。雁(がん)が飛来し始める頃です。

こんなに暑くても雁は飛ぶのでしょうか?

 

控えめに輝く秋の夜空は、「秋ですよ!」と告げております。

ちょうど今頃の時期、アルタイルを擁する鷲座の東に位置するイルカ座が、夜の8時頃に南の空の真ん中に見えます。

イルカ座は四つの星が可愛らしい菱形をしています。

星々や星座の神話的な起源を、ヘレニズム期の解釈で語ったアレクサンドリアの散文「カタステリスモイ」(ギリシャ語でΚαταστερισμοί, Catasterismi、意味は「星々の配置」)によりますと、ポセイドンの妻になることを拒んで逃げた、アムピトリーテーを探し出して連れ戻ったイルカを記念したものだそうです。

一方、ヒュギーヌスやオウィディウスは、紀元前7世紀のギリシャの詩人アリオンにまつわる伝説を伝えています。

詩人アリオンがシチリア島や南イタリアの音楽会から故郷に帰る際、彼の持つ報酬に目がくらんだ船長たちが、アリオンから賞金を奪った上に海へ飛び込めと命令しました。アリオンは死ぬ前に竪琴を弾かせて欲しいと願い、船員たちはこれを許しました。アリオンが竪琴を弾きながら最期の歌を歌い始めると、どこからともなくイルカの群れがやってきて、その音色に聴き惚れていました。アリオンが海に身を投げると、船の下で演奏を聴き入っていたイルカが、その背にアリオンを乗せて彼の故郷に連れ帰ったそうです。イルカはその功績が称えられ星座になったといわれています。

 

秋の香りも、「秋ですよ!」と告げております。

ここ栃木県宇都宮市では、今、金木犀が満開です。

金木犀(キンモクセイ)はジンチョウゲ、クチナシと並ぶ「日本三大香木」のひとつ。公園樹、生け垣、記念樹など様々なシーンで利用されています。芳香剤としてもおなじみの強い香りを放つ花が特長です。遠くまで香りが届くことから古くは「千里香」とも呼ばれていました。

金木犀はもともと中国の木です。中国では桂花と呼ばれています。中国では中秋の名月に満月が綺麗に輝くのは、月で金木犀が咲いているからだという言い伝えがあります。小さなオレンジ色の花が、金木犀の枝にびっしりつく様子は、遠目に見ると、まるで月のように見えるかもしれません。

また、こんな話もあります。月には女神・嫦娥(じょうが)と、男性の神・呉剛(ごこう)がいると信じられていました。嫦娥は満開の金木犀のように香り立つ、とても美しい女神であったといわれています。中秋の名月のときに月の宮殿から下界を見下ろしていました。西湖を見ていると、月の明かりを映した湖面に金色の波が立ち、とても美しかったので、嫦娥は思わず舞を舞い始めました。それを見た呉剛も嬉しい気持ちになり、花盛りの金木犀の幹をたたいて拍子をとり始めたそうです。その振動で金木犀の花がぱらぱらと降ってきたので、嫦娥はこの美しい花を手で掬って、下界へぱらぱらと散らしました。地上に落ちてきた花から金木犀の木が生え、中国に金木犀が広まったといわれています。

 

金木犀の香りには、リラックスや心を静める成分が入っているといわれています。簡単にできるこの香水やシロップを作って、秋の香りを楽しみましょう。

 

金木犀の香水の作り方

 

金木犀の花の季節は短いですが、香水にして楽しむことができます。花が手に入ったら、ぜひ作ってみてください。

 

・新聞紙

・金木犀の花

・容器(青色・褐色など色付きの物)

 ※今回はスプレーボトル100mlを使いました。

・無水エタノール

 

金木犀の花を摘みます。金木犀の花は枝から離れやすいので、新聞紙で受けながら花を摘んで集めます。集めた花と茎、ゴミなどを分けておきます。

花だけにした金木犀をビンに入れます。金木犀の花が入った高さの倍、無水エタノールを入れていきます。

エタノールを入れたらしっかり蓋をして、冷暗所で2か月置いておきます。もし透明な瓶を使用する場合は、保管する時にアルミホイルを巻いておきましょう。

 

香水はあまり使わない、という場合は薬局で販売している精製水で薄めることでルームスプレーとして使えます。香水を原液と考えた時、原液1:精製水4の割合で薄めるとルームスプレーとして使いやすい薄さになります。香りが強すぎる場合、また反対に香りが遠い場合は分量を調整してみて下さい。

 

*************************

 

金木犀のシロップの作り方

 

今回は、お庭で収穫した金木犀(キンモクセイ)のいい香りをそのまま閉じ込めたシロップの作り方をご紹介。ほんの短い時間しかもたない人気の秋の花の香りを、一年中楽しめるように保存してみましょう!

 

金木犀(キンモクセイ)は食用にもなり原産地・中国では花を砂糖漬けにしたり、リキュールにしています。鹿児島では金木犀(キンモクセイ)の葉をお茶にします。

 

材料

 

・金木犀(キンモクセイ)の花~50g

 

完全に開いた金木犀(キンモクセイ)のお花は香りが飛んでしまっているので、なるべく咲きかけのお花を集めましょう。また、この段階でゴミが入らないように気を付けておくと、あとあとの作業が楽になります。

 

・砂糖~100g

 

集めた金木犀(キンモクセイ)のお花の23倍の重量必要です。

 

上白糖でもグラニュー糖でも作れます。味の好みで選んでください。

 

・白ワイン~100cc

 

集めた金木犀(キンモクセイ)の2倍程度の重量必要です。安いものでかまいません。

 

もしある方は、桂花陳酒(けいかちんしゅ・白ワインに金木犀(キンモクセイ)の香りを付けた中国酒)を使うとより香り高くなります。桂花陳酒は甘いので、味はお好みで調節してください。

 

 

 

また道具は、以下のものが便利です。

 

はかり

ミルクパン

ざる

広口瓶

ボウル

 

作り方

 

1.金木犀の花のゴミをとる 

金木犀の花を集めたら、一度キッチンペーパーなどの上などに広げゴミをとります。このときに花の軸をとっておくと口当たりが良くなります。 

 

ここが一番根気のいる作業です。

 

目の細かいザルでふるうと、ゴミが取りやすいです。

 

2.金木犀の花を洗う

大きめのボウルに水を張り、金木犀の花を浮かべます。やさしくかき混ぜるとゴミが沈殿するので、取り除きます。

 

これを数回繰り返し、花がきれいになれば水を切ります。

 

3.シロップを作る

鍋に白ワイン(100cc)と砂糖(100g)を入れ、煮立たせます。

 

4.金木犀(キンモクセイ)を加えて煮る

鍋の砂糖が煮溶けたら、の花を加えて弱火で煮ます。長く煮込むと香りが飛ぶので、沸騰後3分程度で火を消します。

 

煮えたら熱いうちに保存瓶に入れ、フタをします。粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れましょう。

 

出来上がったシロップは、炭酸水で割って「金木犀ソーダ」にしたり、よく冷やした白ワインで割ったり、ヴァニラ・アイスクリームにかけたり、秋の香りを楽しんでください。

 

***********************

さて、秋のイベントをご紹介いたします。

 

*******************************

 

117日(木) ~ 9日(土) 澤屋重兵衛展

 今年も開催です!
独創的な、ここでしか見ることできない魅力的な作品の数々。
ぜひ、ご来場くださいませ。

澤屋重兵衛 ホームページはこちらです。

http://www.sawaya.jp/

 

ご来店のご予約は0120-39-1308

 

*******************************

 

手作り石鹸教室は、残り2名様のご案内となります。

手作り石鹸教室~米ぬか石けん~

108日(火)  10:00~ 12:00

 定員4名様

手作り石けん教室「和の香-wanoka-」主宰者・下山香織先生をお迎えして、暑さと冷房による乾燥でダメージを受けたお肌を修復する、米ぬか石けんを手作りします。

下山香織先生手作りのお土産石けん&美肌効果のあるハーブティー&美味しいお菓子付き♩

 

参加費 4000円(定員6名)

持ち物 タオル3~4本、筆記用具、飲み物

 

*御予約が必要です。(お問い合わせ・御予約0120-39-1308

**薬品(劇薬)を使用しますので、お子様連れはご遠慮ください。

 

講師の下山香織先生は、一般社団法人ハンドメイド石けん協会( https://www.sekken.info/ )のジュニアソーパーの資格をお持ちです。

下山香織先生が主宰するお教室はこちらです。

「和の香-wanoka-

https://www.facebook.com/%E5%92%8C%E3%81%AE%9%A6%99-wanoka-376998002807939/

 

米ぬかの効能としては、

・ビタミンBEが豊富なので、肌の潤いを守って、代謝を高める。

・汚れや余分な角質によるくすみを取ってくれるので、美白効果が期待できる。

・米ぬかセラミドという保湿効果により、洗い上がりがしっとりもちもちする。

 

ぜひご参加くださいませ!

 

****************************

 

「おうちパン講座」

1025日(金)10:15~12:00

 参加費:3000円(材料費込み)
持ち物:エプロン・保冷剤・保冷バッグ(お弁当が入るくらいのサイズ)

定員: 10名
お申し込みが必要です。➿0120-39-1308 (伊澤屋)

オーブン不要!

フライパンやトースターを使って、簡単に美味しく安全な、愛情いっぱいの「おうちパン」を作ります。

本島聖子(もとじま  さとこ)先生が、分かりやすく楽しく教えてくださいます。

前シリーズにご参加いただいた皆様はもちろん、初めての方もご参加いただいても大丈夫です。

パンが焼き上がるのを待っている間は、聖子先生の手作りの焼き菓子でプチ・ティータイム

タグ: 栃木県  宇都宮市  宇都宮伊澤屋  きもの  下山香織  和の香  手作り石けん  金木犀  おうちパン  澤屋重兵衛